【わかりやすい】今日は何の日&雑ブログ

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【1月28日 記念日】衣類乾燥機の日〜今日は何の日〜

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1月28日は「衣類乾燥機の日」です。「衣類乾燥機の日」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。

 

衣類乾燥機の日

「衣類乾燥機の日」は、電力・産業用電気機器や家庭用電気機器のメーカー団体である一般社団法人日本電機工業会が制定しました。

1月28日である理由は、「衣類(1)ふん(2)わり(8)」と読む語呂合わせからです。

衣類乾燥機があれば、効率のよい洗濯物の乾燥を実現できることをテーマに、衣類乾燥機が最も活躍する冬を記念日としました。

 

衣類乾燥機の歴史

世界初の衣類乾燥機

1930年(昭和5年)に、アメリカのJ・ロス ムーアが製作(試作)したのが衣類乾燥機の始まりだと言われています。ムーアはガスと電気の両方で使えるように発展させて、1936年(昭和11年)には特許を取ります。しかし、翌年の1937年(昭和12年)には、ムーアはお金に困り、その特許をミルトン社(医療用・研究用などの家具メーカー)に売ることになりました。その後、ミルトン社では、ブルックスースティーブンスが設計を見直し、乾燥機のドアに窓をつけて販売を始めました。1938年から1941年(昭和13年から昭和16年)にかけて、6,000台以上を販売したといいます。

 

日本における衣類乾燥機の歴史(昭和時代)

1967年(昭和42年)

日本初となる電気衣類乾燥機は、業務用として発売されました。当時のものは、据付や取扱い簡単な、ニクロム線ヒーターを採用していました。

1969年(昭和44年)

家庭用としてロッカータイプの衣類乾燥機が発売されます。機体内のハンガーに吊るした衣類を、送風機とヒーター(ニクロム線)による温風を吹きかけて乾燥させるしくみでした。

1970年(昭和45年)

ロッカータイプの短所であったコスト高と乾燥時間の長さを改善したドラム式衣類乾燥機が発売されました。同年、衣類収納用のファンシーケースの上部に熱源を備え、温風を吹きかけ乾燥させる衣類乾燥機普及タイプ(場所を取らず、使用しない時には簡単に分解・収納できた)も発売されました。

 1973年(昭和48年)

上にドラムタイプ衣類乾燥機、下に洗濯機が入るドラムタイプ専用乾燥機スタンドが発売されました。

1975年(昭和50年)

ニクロム線に代わり、さらに安全性の向上を図った、半導体ヒーター採用タイプの衣類乾燥機が発売されました。

1977年(昭和52年)

従来、タイマーで行われていた乾燥時間の制御を自動にした乾燥自動制御方式採用の衣類乾燥機が発売されました。

1978年(昭和53年)

衣類乾燥時の排気による室内の湿度の上昇を抑えるため、空気回路の一部に熱交換機を設け、湿った空気を除湿・乾燥させる除湿機能付き衣類乾燥機が発売されました。

1980年(昭和55年)

アパートや下宿住まいの単身者や乳幼児がいる世帯向けに、持ち運びが容易なコンパクト型衣類乾燥機が発売されました。

1981年(昭和56年)

洗濯機の上部に設置しても圧迫感がなく、洗濯物の出し入れなどの作業が向上した薄型衣類乾燥機(奥行26㎝)が発売されました。

1987年(昭和62年)

洗濯機と衣類乾燥機を融合した乾燥機能付き全自動洗濯機が発売されました。

1988年(昭和63年)

病人や赤ちゃんの肌着シーツなどを清潔に保てる除菌効果を高めた衣類乾燥機や低騒音タイプの衣類乾燥機が発売されました。

その後、衣類乾燥機は、乾燥時間の短縮・大容量化・低騒音化・仕上がりの向上が図られ、梅雨時や春先の花粉飛散時などに重用されてきました。現在では、洗濯乾燥機が台頭してきています。