【わかりやすい】今日は何の日?

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【1月31日 記念日】生命保険の日〜今日は何の日〜

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1月31日は「生命保険の日」です。「生命保険の日」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。

 

生命保険の日

生命保険の日は、各生命保険のトップセールスマンが集まる一般社団法人MDRT日本会が制定しました。

1月31日である理由は、1882年(明治15年)1月31日に、日本で最初に生命保険の保険金が支払われたことが新聞に報じられ、世間の注目を引いた日であることに由来します。

MDRT日本会がお客様のために初心を忘れないようにと、この日を記念日としました。

 

生命保険の歴史

人の死亡や老齢にともなって生じる経済上の不安をとりのぞくために、多くの人が掛け金(保険料)を積立てて共通の財産を作り、加入者が死んだ時や満期がきた時に、あらかじめ契約した額の保険金が支払われる生命保険。この生命保険はいつ誕生したのでしょうか。

生命保険の世界史

生命保険の起源とされているのは、中世ヨーロッパの諸都市で発達したギルドという同業組合であると考えられています。商人たちは職業ごとに同業者組合ギルドを作り、冠婚葬祭など組合員の経済的マイナスを組合全体で分担しあっていたことから、このギルドを生命保険の起源とする説が一般的となっています。

その後、17世紀終わり頃、イギリスのセントポール寺院で「香典前払い組合」が生まれました。この制度は、セントポール寺院の牧師全員で組合を作り、毎月一定の金額を払い込んでおいて、その資金で仲間に万一のことがあった時に香典を出す為の制度でした。しかし、この制度は、保険料を払い込んだ年月に関係なく、受け取る金額を同じにしたために、長く保険料を払い続けなければならない若い牧師達から不満が出て、10年ぐらいでつぶれてしまいました。

やがて、18世紀になるとハレー彗星で有名な天文学者エドモンド・ハレーによって、実際の死亡率に基づいた生命表が作られました。生命表ができると、各年齢ごとに保険料を払う者の人数と亡くなる(保険金を受け取る)者の人数が推定できるようになりました。 それにより、死亡率に応じて保険料に差をつけることが考えられるようになり、しっかりした計算基礎に基づいて保険料をもらうため、つぶれることなく支払いもしっかりできるようになりました。

その後、イギリスのジェームス・ドドソンという数学者が、エドモンド・ハレーの生命表を活用して確率に応じた適正な保険料による生命保険の理論を生み出し、1762年にはドドソンの考え方に基づく生命保険会社「エクイタブル生命」という会社が設立されました。これが、近代的な保険制度に基づく生命保険会社の発祥となります。

生命保険の日本史

日本に保険という考え方を持ち込んだのは、慶応義塾大学の創始者である福沢諭吉です。福沢諭吉は1867年(慶応3年)に、著書「西洋旅案内」で、ヨーロッパの近代的な保険制度についての知識を紹介しました。

1881年(明治14年)、福沢諭吉の門下生であった阿部泰蔵によって、 日本で初めてとなる生命保険会社明治生命(現在の明治安田生命)が設立されます。次いで、1888年(明治21年)に帝国生命(現在の朝日生命)、1889年(明治22年)には日本生命が設立されました。

当時は、明治新政府になって諸制度が改められましたが、封建時代の諸制度や血族的保障制度としての家族制度もまだ根強く残っていたため、一般の人が生命保険という保障制度を理解して、加入することは容易なことではありませんでした。その後、保険の大切さは徐々に理解されはじめ、1892年(明治25年)頃には各地に生命保険会社が誕生しました。

多くの保険会社が登場したことで法的な整備も必要となり、1900年(明治33年)にはドイツの保険監督法にならって「保険業法」が制定され、政府の取り締まりが開始されます。これにより、現代の生命保険会社の基盤が固まっていきました。