2月26日は「包む(ラッピング)の日」です。「包む(ラッピング)の日」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。
包む(ラッピング)の日
包む(ラッピング)の日は贈り物などを包む(ラッピング)ための商品を企画・販売する株式会社包むが制定しました。
2月26日である理由は、「つ(2)つ(2)む(6)」(包む)と読む語呂合わせからです。
大切な人のことを想い、感謝の気持ちを込めて贈り物や商品を包むことで、楽しさと豊かさを届ける日とするのが目的で記念日に制定されました。
「包」という漢字の由来は赤ちゃん
「包む(つつむ)」、「包容力(ほうようりょく)」「包装紙(ほうそうし)」などの言葉で使う「包」という漢字。この漢字は、母親が膨らんだお腹に手を添えて、胎内に宿った我が子を守っている姿を描いた象形文字と言われています。
「包」という漢字は、「つつみがまえ」と呼ばれる部首「勹」を書きます。これは、横から見た人の形を描いたものです。そしてその中に、「己(おのれ)」という字を書きますが、もとは左横の部分がつながった巳年の「巳(み)」と書いていました。「巳」という字は胎児の形を表しているといいます。
したがって、「包」という字が象っているのは、胎内に我が子を宿した妊婦の姿とされています。
そこから「つつむ・いれる」という意味をもつ漢字が生まれたと言われています。
このように、「包」という漢字は妊娠すること、つまり「はらむ」意味から、「つつむ」「いれる」の意味となりました。この「包」を含む字の多くに妊娠と関係した意味があります。
例えば、「抱(ほう)」は生まれた子を抱(だ)くことです。そして、「胞(ほう)」は胎児を包んでいる薄いまくや胎盤(たいばん)などのことです。それから、「泡(ほう)」の「包」には胎児を腹に包みこむように「中につつみこむ」意味があります。そのように水が空気を中に包みこみ、ふくらんだ状態が「泡(あわ)」なのです。最後に、「飽(ほう)」も妊娠した女性の姿の延長線上にある文字です。妊娠した女性の腹のように、食事をとって腹が膨らみ、満ち足りた状態となることを飽(あ)きると言うのです。