10月7日は「盗難防止の日」です。「盗難防止の日」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。
盗難防止の日
2003年(平成15年)に、一般社団法人日本損害保険協会(本社:東京都千代田区)が制定しました。
10月7日である理由は、「とう(10)なん(7)」(盗難)と読む語呂合わせからです。
家屋侵入盗難、自動車盗難などの盗難被害を防ぎ、その犯罪をなくそうという目的で制定されました。全国で盗難防止の啓発運動などが行われています。
自動車の盗難について
自動車盗難件数のワースト1位は茨城県
自動車盗難認知件数は近年減少傾向にあるようです。しかし、「ランドクルーザー」や「レクサス」「アルファード」のような海外で人気がある高級SUVやハイブリッドカー、ワンボックスカーなどの特定車種は依然として盗難の被害を受けやすい状況にあります。茨城・大阪・千葉・愛知・などの国際貿易港が近い地域で自動車盗難が多発していることから、海外への輸出を目論む犯罪組織による犯行がその大半を占めていることがうかがえます。
自動車盗難の防止対策
①短時間でも車を離れるときは、必ず施錠し、窓を閉める
カギが付いたままの車は自動車盗難や車上ねらいを誘発します。コンビニや自動販売機を利用する「ちょっとの間」でも必ず施錠する習慣をつけましょう。
カギのつけっぱなしやエンジンのかけっぱなしは停止措置義務違反に該当し、反則点1点、反則金6,000円が課せられることにもなります。また、ドライバーに過失があるとみなされ盗難時の保険金が支払われない場合もあります。
②見通しがよく、照明が明るい管理された駐車場を利用する
死角の多い駐車場ほど犯人に狙われます。見通しがよく、照明、防犯カメラの設置された駐車場を利用しましょう。
自動車盗難の犯行のほとんどは多くの人が寝静まる深夜から朝にかけて行われるため、なるべく人通りが多い場所の駐車場に車を停めることで盗難確率を下げることができます。月極か一時的な駐車かを問わず、車を停める際はなるべく周囲が明るく人や車の往来が多い駐車場を選ぶようにしましょう。
③自動車盗難防止機器を活用する
偽造キー対策としてイモビライザーが効果的ですが、その他、 ハンドル固定装置、電波遮断キーケース、警報装置や位置情報検索装置などを組み合わせて活用し、盗難防止効果を高めましょう。