10月15日は「世界手洗いの日」です。「世界手洗いの日」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。
世界手洗いの日(Global Handwashing Day)
「世界手洗いの日(Global Handwashing Day)」は、国際衛生年である2008年(平成20年)に、ユニセフなど水と衛生の問題に取り組む国際機関や大学、企業など13の組織から成る「石けんを使った手洗いのための官民のパートナーシップ」により制定されました。
10月15日である理由は、学校を中心として、子どもたちに正しい手洗いを伝えるために、世界的に見て学校の長期休暇とかぶりにくい10月が選ばれ、 2008年(平成20年)当時、国連などが定めた「~の日」がなかったため、10月15日が「世界手洗いの日」となりました。
10月15日には、感染症を予防することを目的として、石鹸を使った正しい手洗いの方法を広めるための活動が世界各地で行われています。
世界では、年間520万人もの子どもたちが5歳の誕生日を迎えずに命を失い、その原因の多くは肺炎や下痢、マラリアなどの予防可能な病気であり、石けんを使って正しく手を洗えれば、下痢や肺炎を防ぎ年間100万人もの子どもたちの命が守れると言われています。
手洗いを学ぼう
手洗いのタイミング
- 外から戻ってきた時、帰宅した時
- トイレの後
- 動物や昆虫にふれた後
- 料理や食事をする前
- 咳やくしゃみ、鼻をかんだ後
- ※その他にも、頻繁に手洗いすることが大切です。
正しい手洗いの方法
特に意識して洗うのは6カ所
手洗いで大切なのは、バイキンや汚れをしっかり落とすこと。せっけんを使い、バイキンや汚れがついた泡を水で洗い流し、きれいなタオルで拭きましょう。みぞやくぼみがあるところ、物にふれるところは、汚れやすいので、気をつけましょう。
手洗いの仕方
大切なのは、ウイルスや汚れをしっかり落とすことです。そのためには、石けんやハンドソープを使って泡をつくり、「20秒以上」かけて、ゆっくり、ていねいに洗うことがポイントです。