【わかりやすい】今日は何の日&雑ブログ

365日の記念日をわかりやすく紹介します。また、これはオススメと思った情報を発信します。

【10月31日 記念日】ハロウィン〜今日は何の日〜

f:id:glay1977:20211013090335p:image

10月31日は「ハロウィン」です。「ハロウィン」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。

 

ハロウィン

ハロウィン」もしくは「ハロウィーン」とは、毎年10月31日に行われる祭のこと。特にアメリカでは民間行事として定着し、カボチャの中身を取り出して、目と口と鼻をくり抜いて、中にキャンドルを灯したカボチャのランタン「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子供達が魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れて「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)と近くの家を1軒ずつ訪ねる風景が見られます。「トリック・オア・トリート」と言われたら、大人たちは「ハッピーハロウィン!」と答えて、お菓子を渡すのがルールになっています。家庭では、カボチャの菓子を作り、子供達はもらったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりします。

 

ハロウィンについて

ハロウィンの由来

ハロウィンは、古代ケルト民族ドゥルイド教で行われていたサウィン祭が起源といわれています。ケルト民族では、11月1日が新年とされ、大晦日にあたる10月31日の夜に、先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていました。しかし、悪霊も一緒にやって来て、作物に悪い影響を与えたり、子どもをさらったり、現世の人間たちに悪いことをするといわれていました。そこで人々は、悪霊を驚かせて追い払おうとして、仮面をかぶったり、仮装をしたり、魔除けの焚き火を行ったといわれています。やがて、この風習がキリスト教圏へ広がり、11月1日を「諸聖人の日」を意味する「All Hallo」と定めたことから、その前夜=「All Hallo Eve」 が転じて、ハロウィンと呼ばれるようになったと考えられています。現代では、宗教的な意味合いが薄れて大人と子どもが仮装をして楽しめるイベントとなっています。

 

ハロウィンのかぼちゃ「ジャック・オー・ランタン」について

ハロウィンで飾られる、目と口と鼻をくり抜いて、中にキャンドルを灯したかぼちゃのランタンですが、このランタンを「ジャック・オ・ランタン」と言います。ジャック・オ・ランタンの直訳は「ランタンのジャック」という意味になり、ジャックという名前の男の伝承が関係しています。

昔、ジャックという乱暴者で嘘つきの男がいました。ハロウィンの夜、ジャックは泥酔して道をふらふらと歩いていると、悪魔と出会い、魂を奪われそうになりました。しかし、ジャックは上手に悪魔を騙し、魂を奪われないようにします。ジャック悪魔に、コインに姿を変えるように促して変身させると、外に出てこられないように財布に閉じ込めてしまいました。降参した悪魔は、財布から出してもらうのと引き換えに、10年間はジャックの魂を狙わないことを約束しました。

そして10年後、悪魔は再びジャックの魂を奪いにやってきました。しかし、またしてもジャックは巧みな話術で悪魔を騙します。ジャックは今度は悪魔へ、木になっているリンゴを取ってきてもらうようにお願いします。悪魔が木のリンゴを取ろうとした時、ジャックはナイフで木に十字架を刻み付けました。すると、悪魔は木から降りられなくなってしまいました。またしても降参した悪魔は、今度はジャックの魂を絶対に狙わないと約束しました。

その後、年老いたジャックは亡くなりました。嘘つきで乱暴者だったために、天国へは行けませんでした。しかたなく、地獄に行ったジャックでしたが、そこで悪魔に遭遇します。悪魔は、「おまえの魂は取らないと約束したから、地獄へ連れていくことはできない」と言われてしまいます。天国にも地獄にも行けないジャックは、悪魔からランタンに火をともしてもらい、そのランタンを持って、真っ暗闇の道を歩き続けていると言われています。

ジャックのランタンは、カブでできていると言われています。現代のようにかぼちゃのランタンになったのは、この伝承がアメリカに伝わってからと言われています。アメリカではカブは一般的ではありませんでした。そこで、カブの代わりにかぼちゃでランタンを作るようになり、それが広まっていったと言われています。

 

ハロウィンの合言葉「トリックオアトリート」の意味は?

ハロウィンでは、魔女やモンスターに扮した子供達が街を練り歩き、「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)と玄関先でお菓子をねだる風習があります。「トリック・オア・トリート」と言われたら、大人たちは「ハッピーハロウィン!」と答えて、お菓子を渡すのがルールになっています。

これは、お菓子には悪霊を追い払う力があると考えられていたことから始まりました。そのため、今でも小さなモンスター(子供)が家を訪れて、「トリック・オア・トリート」と言ったら、大人はお菓子を渡して、いたずらされるのを防止します。