11月18日は「土木の日」です。「土木の日」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。
土木の日
1987年(昭和62年)に土木学会、日本土木工業協会等が建設省(現在の国土交通省)の支援で制定しました。
11月18日である理由は、1879年(明治12年)の11月18日に工学会(日本工学会の前身)が設立されたことと、「土木」を分解すると「十一」「十八」になることからです。
11月18日から土木学会の創立記念日である11月24日までの1週間を「くらしと土木の週間」として、土木学会本部・全国8支部では、一般の皆様を対象とした各種イベント、活動を展開されています。
大工とは
「大きくなったら大工さんになりたい」と子供の口から出る大工さん。そもそも大工さんはどの人達を指すのでしょうか。
大辞泉によれば大工(だいく)とは、"主として木造の家屋などを建てたり、修理したりする職人。また、その仕事。"とあります。
また、遡ると元々は大工(だいく)とは建築技術者の職階を指し、木工に限らず各職人を統率する長、または工事全体の長となる人物を指していて、番匠(ばんじょう)とも呼ばれていました。
大工の種類
大工(だいく)は様々な種類があります。代表的なものを紹介します。
宮大工
寺社や仏閣に代表される伝統建築物の建築や修繕を手掛ける大工
家屋大工
一般的な木造住宅における木材・建材の加工・取り付け作業を行う大工
数寄屋大工
茶室(=数寄屋)をつくる大工
船大工
木造船(和船、帆掛け舟、屋形船)の建造などを行う大工
建具大工
障子・ふすまなどの製作を主とする大工
家具大工
家具を作る大工
型枠大工
鉄筋コンクリート造の建物などをつくる際の、コンクリートを流し込む型枠をつくる大工
造作大工
天井や壁、床、窓枠、巾木など、建物の内装部分を木材でつくる大工