【わかりやすい】今日は何の日&雑ブログ

365日の記念日をわかりやすく紹介します。また、これはオススメと思った情報を発信します。

【11月19日 記念日】農協記念日、鉄道電化の日〜今日は何の日〜

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11月19日の記念日と、記念日に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。

 

農協記念日

全国農業協同組合中央会(JA全中)が制定しました。11月19日である理由は、1947年(昭和22年)11月19日に農業協同組合法が公布されたことにちなんで制定されました。

プチ情報

現在は“JA”の名前で呼ばれていますが、そのJAのことについて、少しだけ紹介します。まずJAは“Japan Agricultural Cooperatives”の略)の略称です。「JA〇〇」の呼称で皆さんの耳には入りますね。JAは全国農業協同組合中央会が組織する農協グループ(総合農協)を指します。農業協同組合(通称:農協)は、日本の農業者によって組織された協同組合で、“農業協同組合法”という法律に基づいて組織されている法人です。この農業協同組合の歴史についてですが、前身は、今から約200年前の江戸時代の天保期に農政学者・農村指導者である大原幽学(おおはらゆうがく)が下総国香取郡長部村(しもうさのくにかとりぐんながべ、現在:千葉県旭市長部)を拠点に“先祖株組合”を創設したのが農業協同組合の始まりとされています。近代においては、明治時代では1900年(明治33年)に“産業組合”が、1910年(明治43年)に“帝国農会”が組織され、昭和時代の太平洋戦争中では、生産物を一元的に集約する目的で“農業会”という統制団体に改組されました。そして戦後のGHQの配下で、1948年(昭和23年)に農業会を改組する形で農協が発足することになりました。ちなみにこの時、GHQは行政から独立した、自主的な組織作りをする欧米型の農業協同組合を作ろうとしましたが、当時の食料行政は深刻な食糧難の中で、食料を統制・管理する必要があり、自主的に作れる民間団体が見出せそうになかった為、元々あった農業会をそのまま引き継がざるをえなかったようです。以上がJAの概要と歴史です。JAの前身が江戸時代からあったのは驚きました。今後も日本の農業がもっと活性化するように頑張って頂きたいですね。

 

 

鉄道電化の日

1964年(昭和39年)に鉄道電化協会が制定しました。11月19日である理由は、1956年(昭和31年)11月19日に、東海道本線の京都駅〜米原駅間が電化し、東海道本線が全線電化されたのを記念して制定されました。

プチ情報

日本における鉄道の歴史をおさらいしましょう。1869年(明治2年)11月、日本政府は東京~神戸間に鉄道を走らせる方針を決めます。しかし、当時の政府は、鉄道建設に必要なお金や技術が足たりず、イギリスをはじめ、列強の国々に協力をお願いしました。その1人である、イギリスのエドモンド・モレルさんを建設技術の責任者として迎え入れ、後に日本の鉄道の父と呼よばれる井上勝(いのうえまさる)さんを鉄道頭に任命しました。そして、1872年(明治5年)10月14日、新橋〜横浜間で日本初の鉄道が開通しました。1874年(明治7年)には、神戸〜大阪間、1889年(明治22年)には、新橋〜神戸間が開通したことにより、東京~神戸間の全線開通となりました。考えてみれば、日本に鉄道が開通してからまだ約150年しか経っていないのですね。今や日本の鉄道技術は世界トップクラス。150年という短い期間でここまで進化できたのは日本の技術の賜物と思います。

 

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