【わかりやすい】今日は何の日&雑ブログ

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【11月24日 記念日】進化の日〜今日は何の日〜

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11月24日は「進化の日」です。「進化の日」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。

 

進化の日

「Evolution Day(進化の日)」として国際的な記念日のひとつ制定されています。江戸時代後期の1859年(安政6年)11月24日、イギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィン(1809~1882年)の『種の起源』(On the Origin of Species)の初版が刊行されたことを記念しています。

 

種の起源(On the Origin of Species)

「種の起源」は1859年11月24日に出版したイギリスのチャールズ・ダーウィンの著書となります。「種の起源」が出版されるまでの道のりをご紹介します。

1831年に、ダーウィンは、フィッツ・ロイ船長に英国海軍の測量船ビーグル号の世界一周航海に科学者として同行するように誘われました。1831年から1836年の6年間、ビーグル号は南アメリカ海岸、ガラパゴス諸島、ニュージーランド、オーストラリア、南アメリカを回りました。この航海の間に化石や多様な生き物たちを集め、標本にし、スケッチをし、記録を取り続けるうちに、生物が進化する、進化は化石と生きている生物のサンプルを使って追跡できると考えるようになりました。途中で立ち寄ったガラパゴス諸島で、ゾウガメの甲羅の形が島ごとに異なることなどを発見したことがきっかけで、進化論の着想を得たと言われています。

1836年にイギリスに戻ったダーウィンは、進化についての自分の理論を直ぐには発表しませんでした。その理由は、当時はキリスト教が社会全体に絶対的な影響を持ち、「生物は神が創造した」と信じられていた時代であった為、「自然選択(自然淘汰)」による進化が多様な種を生んだとする自説の発表を躊躇した為です。しかし1857年、同国の生物学者であったアルフレッド・ラッセル・ウォレスが、同様の理論である“自然選択による進化理論”の概要を記した書簡をダーウィンに送りました。これがきっかけとなり、1858年にダーウィンとウォレスは共同で論文を発表し、翌年の1859年に本書「種の起源」を出版することになりました。本書によって、進化は下等なものから高等なものへといった直線的な変化ではなく、共通の祖先から系統が枝分かれして多様な生物を生む歴史であるとの考えを示し、さまざまな証拠をあげて進化が事実であることを論証しました。本書の出版の影響は大きく、一般社会と科学者の世界の両方で、社会的、宗教的、政治的、そして科学的な思考に対して、根本的な影響をもたらすことになりました。

 

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