12月5日は「国際ボランティアデー」です。「国際ボランティアデー」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。
国際ボランティアデー
1985年(昭和60年)に国連が制定した国際デーです。英語表記は「International Volunteer Day」。記念日にされた目的は、世界平和と世界中の経済と社会開発の推進のため、ボランティア活動の貢献に対する認識を高め、社会のあらゆる層からより多くの人々が、国内外においてボランティア活動に参加できる機運を高める日として制定されました。この日には、世界各地でシンポジウムの実施、あるいはフェスティバルや表彰など、さまざまな取り組みが行われています。
ボランティアの種類
ボランティアと一言で言っても、その種類は多岐に渡ります。自分の家に周りでゴミ拾いをするのもボランティアですし、外国に行って手を差し伸べるボランティア活動もあります。ここでは、全てあげることはできませんが、考えられるボランティア活動を紹介します。
自然や環境を守るための活動
道路や公園などを清掃する、植樹を行う、森林の間伐をする、野鳥の観察や保護を行うなどがあります。
国際交流・国際協力に関する活動
通訳をする、難民を救援する、技術援助を行う、砂漠の緑化活動する、食料援助を行うなどがあります。
社会福祉の活動
高齢者と子供との交流の場を作る、高齢者へレクリエーションを行う、高齢者への友愛訪問や散歩相手になるなどがあります。
障がい者を対象とした活動
障がい者への友愛訪問や訪問介助サービスを行う、車イスの提供するなどがあります。
健康や医療サービスに関係した活動
献血する、献血を呼びかける、巡回医療や診療を行う、健康相談を行うなどがあります。
安全な生活のための活動
通学路の安全確保活動を行う、交通安全運動を行うなどがあります。
防災・被災者支援に関係した活動
災害時の救援を行う、がれきや土砂の撤去を行う、募金活動を行う、移送・送迎を行う、生活物資を提供するなどがあります。
まちづくりのための活動
道路に花を植える、自転車置き場の整理をする、村おこし・地域おこしの活動を行うなどがあります。
スポーツ・文化・芸術に関係した活動
技術指導をする、会場の警備を行う、大会などの運営をする、講習会を開催する、伝統文化の継承と普及を行うなどがあります。
乳幼児・児童・青少年等の健全育成を対象とした活動
赤ちゃんの相談を行う、公園などでのレクリエーション活動をする、いじめ電話相談を行うなどがあります。
ボランティアで得るもの
ボランティアをすることによって、いろいろ得るものがあると思います。例えば、ボランティア活動を行うことによって、相手に喜んでもらうことができますね。自分が相手に何かをすることによって「ありがとう」と言われると、とても嬉しいものです。相手も自分も双方が喜ぶことができます。他には、誰かのために何ができるかを考え行動することは、自分の成長を促すことができると思います。自分よがりの考えから、相手を思いやる気持ちを普通に持つことができるようになるのではないでしょうか。それから、普段の生活では出会わないような人と出会い、話をすることができます。それによって、自分の視野が広がり、新しい価値観を生み出すことができるでしょう。ボランティア活動をしようとするきっかけは人によって違うと思いますが、ボランティア活動を一緒に行うことで、お互いに尊重する気持ちが芽生えるでしょうし、今まで知らなかった情報を得ることにもつながるはずです。
他にもボランティア活動でたくさん得るものがあると思いますが、私が1番思うことは、様々な人達と出会うきっかけができることがボランティアの良いところだと思います。年代・職種など多岐に渡る人達と出会うと思います。そのことで、自分や相手も、新しい情報を入手したり、新しい経験をすることができたり、新しい出会いができたりと新しいものが生まれるのがボランティアの良いところだと思います。
まとめ
ボランティア活動で得た経験は、必ず今後の人生に役立つことになります。時間等に余裕があれば是非参加していきたいものです。