【わかりやすい】今日は何の日&雑ブログ

365日の記念日をわかりやすく紹介します。また、これはオススメと思った情報を発信します。

【3月8日 記念日】みつばちの日〜今日は何の日〜

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3月8日は「みつばちの日」です。「みつばちの日」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。

 

みつばちの日

「みつばちの日」は、1985年(昭和60年)に、全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会(現在:一般社団法人日本養蜂協会)が制定しました。

3月8日である理由は、「みつ(3)ばち(8)」と読む語呂合わせから。

 

 

みつばちについて

蜜蜂(みつばち)はハチ目(はちもく)、ミツバチ科、ミツバチ属のハチの総称です。

世界には11種、日本には在来種でトウヨウミツバチ(東洋蜜蜂 Apis cerana)の亜種・ニホンミツバチ(日本蜜蜂 Apis cerana japonica)と、明治時代に養蜂のために移入されたセイヨウミツバチの亜種・イタリアン(Apis mellifera ligustica)が生息します。

 

みつばちの生態

ミツバチは、ひとつの巣を住居として、集団で生活しています。巣の中には、一匹の女王蜂(じょうおうばち)、数千匹~数万匹の働き蜂、数百匹~数千匹の雄蜂が住んでいます。

 

女王蜂(じょうおうばち)
  • 性別:メス
  • 寿命:約1年〜8年
  • 役割:産卵

羽化後、一週間ほどすると交尾に出かけ、巣に戻ってからは毎日1,500個~2,000個ほどの卵を産みつづけます。

女王蜂は他のみつばちよりも約2倍もの大きさがあり、みつばちの中で唯一、卵を産む能力の持っています。巣の中を歩きまわり卵を産みつけます。この巣の中では、「働き蜂を育てる部屋」、「雄蜂を育てる部屋」、そして「女王蜂を育てる部屋」の3種類あり、正確に卵を産み分けることができます。

 

雄蜂
  • 性別:オス
  • 寿命:約1ヶ月
  • 役割:交尾

女王蜂に精子を提供するのが仕事です。春の繁殖期(日本では、通常4月から6月)にのみ生まれます。雄は巣内では一切の仕事をせず、性的に成熟すると、毎日定刻になると交尾飛行に出かけ、交尾を終えると命を落とします。

 

働き蜂
  • 性別:メス
  • 寿命:約1ヶ月(越冬期は半年)
  • 役割:労働

働き蜂は全てメスですが、女王蜂のように卵を産むことができません。産まれたばかりの働き蜂は、20日間くらいは巣の中で仕事をします。3日間は巣房の掃除、4日目あたりから15日くらいまでは幼虫にエサをやったり、子どもを育てる仕事をします。そのあと、15日目ごろからは巣づくりや飛行練習、巣門(巣箱の入り口)で門番をしたりします。20日以降になると、巣から外へ出て、花々から蜜や花粉を採ってきます。飛翔能力は秒速6~8m、一度に自分の体重の半分に相当する40mg前後の蜜を運ぶことができます。花粉は後脚にダンゴ状にして運搬します。必要に応じて、腹部の先端付近に内蔵されている刺針で外敵に毒液を注入することができます。しかし、働き蜂の刺針には、逆かぎがついているため、一度刺すと針が取れて死んでしまいます。