【わかりやすい】今日は何の日&雑ブログ

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【10月12日 記念日】豆乳の日〜今日は何の日〜

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10月12日は「豆乳の日」です。「豆乳の日」に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。

 

豆乳の日

豆乳の日は、2008年(平成20年)に日本豆乳協会が制定しました。

10月12日である理由は、10月が「スポーツの日」(旧「体育の日」)もあり、健康や体のケアに気を付ける月であることと、「とう(10)に(2)ゆう」(豆乳)と読む語呂合わせからです。

豆乳を飲み続けることで、体の中から美しさを引き出してもらい、豆乳市場の活性化を図ることを目的に制定されました。

 

豆乳について

豆乳とは

豆乳とは、大豆が原料であり、豆腐に固める前の乳液の状態のものをいいます。大豆をすりつぶして液体を絞り、"汁"と"かす"に分けます。"汁"が豆乳で、"かす"はおからです。

味は無調整であれば豆腐とほぼ同じで、大豆特有の青臭さがあります。この風味を好む人も多い反面、飲みづらいと感じる人もいるため、日本ではこの他、植物油などを加えて飲みやすく味を調えた調製豆乳や、砂糖などで甘みを加えたり、果汁や抹茶、ココアのような副原料で味付けしたりした豆乳飲料も販売されています。

豆乳の分類

豆乳の種類は大きく「豆乳」、「調製豆乳」、「豆乳飲料」の3つに分けられます。これは日本農林規格(JAS規格)により区分され、大豆固形分(製造された製品から水分を除いた残りの成分)がどのくらい含まれているのかで分けられます。 パッケージに明記されている表示でその区分を見分けることができます。

豆乳

豆乳に水以外のものを加えていない、大豆固形分が8%以上(大豆タンパク質換算3.8%以上)のものです。

調整豆乳

豆乳に砂糖、塩、油脂、香料などを加えて飲みやすくし、大豆固形分が6%以上(大豆タンパク質換算3.0%以上)のものです。

豆乳飲料

調整豆乳に果汁やコーヒーなどを加えた飲料で、果汁入りとその他に分けられます。

①果汁入り:大豆固形分2%以上(大豆タンパク質換算0.9%以上)

②その他:大豆固形分4%以上(大豆タンパク質換算1.8%以上)

豆乳の栄養素

①大豆タンパク質

〈効果〉肥満予防・動脈硬化防止

肥満を防止する為には、痩せやすい体質をつくることが大切ですが、そのためには一定量のたんぱく質を摂取することが不可欠です。大豆の33%を占めるたんぱく質は、動物性食品に比べても低カロリーで基礎代謝を活発にする機能がある為、ダイエットに効果があると期待されています。
また、大豆たんぱく質は体内での吸収・分解に時間がかかり満腹感を得やすいため、豆乳間食予防にもなります。他にも、大豆たんぱく質は血清コレステロールの低下作用、血小板の凝集性の抑制作用など、全身の血流改善に役立つといわれています。

②イソフラボン

〈効果〉がん予防、骨粗鬆症予防

大豆イソフラボンは、大豆の胚芽に含まれている植物性化合物でポリフェノールの一種で、女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしています。乳がんは、エストロゲンの過剰分泌が原因のひとつと考えられています。大豆イソフラボンは、エストロゲンが足りなければ補い、多すぎるときには減少させようと働くため、乳がんなどのホルモン依存型のがん予防にも効果が期待されています。
また、女性は閉経後、それまで骨を丈夫にするのに役立っていた女性ホルモンのエストロゲンが不足することによって骨にカルシウムが届けられにくくなり骨粗鬆症になりやすくなります。イソフラボンの代替ホルモンとしての働きは、骨粗鬆症予防にも役立ちます。

③サポニン

〈効果〉肥満体質の改善及び予防、動脈硬化と老化の防止

サポニンは、石鹸の泡が油脂を溶かして水で洗い流すように、血液中のコレステロールや中性脂肪などの血液中の余分な脂質を洗い流してくれ、肥満予防によいといわれています。また、サポニンには抗酸化作用があり、動脈硬化と身体の酸化(=老化)を予防するといわれています。

④オリゴ糖

〈効果〉便秘防止

豆乳に含まれる大豆由来のオリゴ糖は、腸内環境を整えてくれるビフィズス菌や乳酸菌の栄養源となります。善玉菌を増やし、免疫力を高めて腸壁を刺激し便通をよくする働きとなります。

 

〈参考文献〉日本豆乳協会