11月7日の記念日と、記念日に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。
鍋の日
つゆなどの製造・販売を行っている食品メーカーのヤマキ株式会社が記念日に制定しました。11月7日である理由は「いい(11)な(7)べ」の語呂合わせからです。11月7日が立冬になることが多く、鍋物がより美味しくなる季節をアピールするのと、家族で鍋を囲んで団らんを楽しんでもらおうとの願いを込めて、記念日にされたようです。ヤマキ株式会社の製品は山のマークの下にカタカナの'キ'でのロゴマークが目印で、スーパーなど、私達の身近でよく見ることができますね。愛媛県伊予市に本社を置き、1917年(大正4年)に創業された歴史のある会社です。
プチ情報
お鍋をする際にちょっとだけ裏技をご紹介したいと思います。お鍋をする際にお肉が引っ付いてしまって、食べにくい時はないですか。お肉は火が通るのに時間がかかるので、先にお鍋に入れてしまいたくなりますが、ここで少し我慢をして、ダシが沸騰した後にお肉を入れてみて下さい。そうすると簡単にお肉どうしがはがれて、とても食べやすくなります。是非一度、試してみて下さい。
紀州山の日
1994年(平成6年)に和歌山県が制定しました。11月7日である理由は、旧暦の11月7日に和歌山の山村では山の神に感謝する祭が行われていたからです。記念日にした目的は、山林に対する理解を深め、人と山が共生する山村作りを啓発することだそうです。
プチ情報
この記念日を記念して、和歌山県では、毎年、森林の恵みとそれを支えてきた山村に対する理解と関心を深めてもらおうと、絵画コンクールを実施しています。対象者は和歌山県内の園児(4歳児~)、児童、生徒(保育所、幼稚園、小・中・高校、特別支援学校)です。2018年度の募集期間は平成30年8月1日(水)~9月12日(水)でした。募集作品は、4ツ切り画用紙に、遊びや学習などの体験を通して知った実際の山村の暮らし、風景など自由に描いた作品を募集。入賞発表は11月上旬のようです。
ソースの日
2013年(平成25年)に一般社団法人日本ソース工業会が制定しました。11月7日である理由は、日本ソース工業会が任意団体として設立されたのが1947年(昭和22年)11月7日であったことと、日本に最初に伝来したソースである「ウスターソース」のエネルギー量が100g当たり117キロカロリー(日本食品標準成分五訂において)であったことから制定されました。記念日にした目的は、ソースのおいしさや良さをアピールし、かけるだけでなく「焼く」「煮る」「隠し味に」などの様々なソースの使い方を普及させることが目的とされています。
プチ情報
ソースにちなんで「ウスターソース」の雑学を1つ紹介します。「ウスターソース」の名前の由来をご存知ですか。実は「ウスターソース」はイギリスのウスターシャー地方が発祥で、19世紀の始め、とある主婦が、余った野菜や果実の切れはしを有効に利用しようと、香辛料をふりかけて壺に入れて貯蔵しておきました。それが長い時間をかけて熟成され、美味しいソースができたということです。つまりは、偶然の出来事が「ウスターソース」を作り上げたわけですね。このような主婦の行動がなければ、「2度づけ禁止」で有名な大阪の串カツ屋さんも存在しなかったかもわかりませんね。