【わかりやすい】今日は何の日&雑ブログ

365日の記念日をわかりやすく紹介します。また、これはオススメと思った情報を発信します。

【11月30日 記念日】絵本の日〜今日は何の日〜

<<11月29日

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11月30日の記念日と、記念日に関係するトピックスを紹介します。朝礼やその日のネタにでもなれば幸いです。

 

絵本の日

「医療法人 元気が湧く」と「ビブリオ(絵本と図鑑の親子ライブラリー)」が制定しました。11月30日である理由は、瀬田貞二さんが日本の絵本に関する基本的な考え方を最初に示し、絵本の世界に大きな影響を与えた「絵本論」を出版された日が、1986年(昭和61年)11月30日であったことを記念して制定されました。絵本の研究者、作家、出版社、書店、読者とともに絵本の魅力を伝え、絵本をとおしてこどもたちの感性を育て、個人と社会を結び、その教育的、文化的、社会的な活動を広めていくのが目的とされています。児童文学作家の瀬田貞二さんは、映画にもなっている「ナルニア国物語」や「ロード・オブ・ザ・リング」の翻訳者としても有名です。

プチ情報

絵本は言葉がまだわからない赤ちゃんのときから、読み聞かせるとよいと言われています。最近は「ブックスタート」という活動が広がり、自治体から0歳児に絵本を無料配布してくれることも増えてきているようです。どうして、絵本の読み聞かせが大切と言われているのでしょう。そのことを調べてみると、大体は以下に集約されます。

①親子のコミュニケーションがとれる:子供に絵本を読む時、パパやママなどの膝の上に乗せて読むことで、子供は全身で愛情を感じることができるそうです。隣で座って絵本を読んであげるよりも、膝の上で読んでもらうことで一体感と心地よさを覚えるそうです。そして安らぎとぬくもりも同時に感じ、愛されていることを知るようです。まだ言葉がわからないうちはストーリーを理解するのは勿論無理ですが、大好きなパパやママなどの膝の上に乗り、体温を感じながら声を聞いて安心するだけでも、子どもにとっては大事な経験だそうです。

②語彙力が育つ:大人でも語彙力の重要性はご存知だと思います。読解力やコミュニケーション能力などに大きな影響がありますが、その語彙力を絵本の読み聞かせによって小さい頃から鍛えることができるようです。語彙力とは、どれだけ多くの言葉を知っているか、そしてその言葉をどれだけ適切に使えるか、ということですが、脳医学によれば、多くの言葉を記憶するのを助ける脳の神経細胞「海馬回」は、複数の情報が入ることで興奮し、その機能が高まるという特質があるそうです。そのため、言葉を覚えるときは文字を追うだけでなく、声に出して読んで、絵を見ることも大切なのだそうです。したがって、絵本の読み聞かせが1番理にかなっていることになります。

以上の2点を紹介させて頂きましたが、他にも絵本の読み聞かせは子供にとって様々な効果があるようですよ。お子さんがいらっしゃる方や携わる方は、是非絵本を読んであげましょう。

 

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